物流企業の「AIの活用」で営業担当者の育成期間が半分になる!

Pen Iconこの記事の執筆者

古田 和貴

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネス支援部
物流HRグループ 物流HRチーム チームリーダー シニアコンサルタント

中小の運送・物流企業に向けた、業績アップコンサルティングを展開。ドライバーの採用・育成・定着やマーケティング戦略の立案・販促・営業力強化の支援をテーマにメインにコンサルティングを行なっている。特にドライバー採用に関するノウハウを数多く持っている。

≫ 物流企業向け経営コンサルティングについて、くわしく知りたい方はコチラ

「業界特有のルールや暗黙知があり、経験を積ませることでしか営業担当者が育たない」と考えていませんか?
広島県で重量物輸送をしている企業では入社3か月の業界未経験営業担当者が、一人で大きな案件の成約をしています。

「経験がすべて」はもう古い?未経験者が3か月で大案件を成約できた理由

以前までは独り立ちまでに6~9か月かけていましたが、どうやって3か月で独り立ちできたのでしょうか?
行ったことは「トップ営業のノウハウや知識をAIに学習させて、AIを通して知識共有をした」ということです。

AIでトップ営業の脳内を共有する具体的な進め方

では、具体的な進め方をお伝えします。


①Google NotebookLMで自社専用AIを作る


これはGoogleが提供しているPDFや音声、ドキュメント、YouTube動画などを読み込み、AIが要約や分析を行うツールで、下記の情報を学習させました。

  • ・過去3年分の見積書(金額、発着地、日付など)
  • ・お客さんごとの特長(打合せ内容、メモ)
  • ・トップ営業のトークスクリプト

②AIを通して知識やノウハウを共有


このAIは質問形式で問いかけることができ、トップ営業の方に質問をするのと同じように聞くことができます。
〇県~〇県に〇という商材〇トンを運んだ時の費用・車両を教えて。と問いかけると学習させた内容から同一の事例や類似した事例をAIが回答してくれます。

属人化からの脱却:経験を言語化して組織の武器へ

困った時にいつでも自社専用AIに質問ができるので
お客さんへのレスポンスがその場でできるようになり、営業担当者の成長スピードが格段に上がりました。

ぜひ、皆様も経験でしか詰めないと思っている内容を言語化して、自社専用AIを通して知識やノウハウの共有を進めてもらえればと思います。

【関連資料】物流企業のための人材課題 対策ガイドセット

深刻化する人手不足、高まる離職率、そして次世代を担う管理職の育成。これらは物流企業の経営を左右する喫緊の課題です。本資料は、経営層の皆様が直面するこれらの人材課題に対し、具体的な戦略と解決策を一挙にご提供します。

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古田 和貴

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネス支援部
物流HRグループ 物流HRチーム チームリーダー シニアコンサルタント

中小の運送・物流企業に向けた、業績アップコンサルティングを展開。ドライバーの採用・育成・定着やマーケティング戦略の立案・販促・営業力強化の支援をテーマにメインにコンサルティングを行なっている。特にドライバー採用に関するノウハウを数多く持っている。

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