物流M&Aを検討する際に必ず押さえておくべきポイント(買収検討オーナー向け)
2024年問題を経て、様々な観点から物流業界でのM&A(買収)を検討しているオーナー様も多いのではないでしょうか?
そこで本コラムでは、「買収」を検討する際に必ず押さえておくべきポイントを3つ紹介いたします。
目次
押さえておくべき3つのポイント
①目的を明確にしておく
M&Aでシナジーが出せず失敗したという方は、M&Aをする目的が曖昧です。 「ドライバーを獲得したい」「規模を拡大したい」「中継地を確保したい」 だけではうまくいきません。 「何故そうしたいのか」、「M&A後に会社がどのように成長を遂げていきたいのか」まで落とし込んだ自社のM&A戦略(ビジョン)を策定しなければいけません。
②ご縁とタイミング
M&Aはよく結婚に例えられます。理想のお相手がいつ現れるかわからず、仮に現れたとしても自分と相手のタイミングが合致しないと成立しません。そのため、常に譲渡企業の情報を収集しておく必要があり、事前にM&A仲介会社に自社のビジョンと買収ニーズを伝えておくことが重要です。
自社が希望する「エリア」、「保有車両」、「取扱貨物」、「譲渡企業のビジョン(オーナー様の考え)」を基に、お相手探しをしてもらうことで、理想の相手が見つかる可能性は上がります。
③M&A仲介会社選び
M&Aにおいては、アドバイザーとなるM&A仲介会社の質によって、そのM&Aが成功するか否かが決まります。仲介会社の質の高さを測る上で重要なのは、「どのくらい業界事情に精通しているかどうか」です。M&A後、「どのようなシナジーが見込まれるか」を分析するには、物流業界のことを熟知していないと中々できません。
仲介会社を選ぶ際は、幅広い物流ノウハウ・ネットワークを持っている会社を選ぶべきです。
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おわりに
M&A後にどのようなシナジーが見込まれるか、中々イメージできない方も多いかと思います。そこで今回、譲り受け企業と譲渡企業の2社がゲストにお越し頂き、M&Aの本音を語っていただく無料オンラインセミナーを開催させていただきますので、是非ご参加ください!
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物流企業のM&Aにはどのようなシナジーがあるか、昨今の物流M&A事例の分析結果を解説させていただきます。
実際の物流企業のM&A現場のリアルもお伝えさせていただきます。
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