燃料トレンドレポート 2024年7月12日号
ウィークリーオイルマーケットレビュー
概況
当週(7月4日~10日)の国際石油市場は、パレスチナ紛争の拡大懸念と停戦期待、また、米国の利上げ先送り観測と早期利上げ期待が交錯する中、米国の石油需要増加期待もあったが、引き続き、反発と反落を繰り返しつつ、やや軟化した。
NYのWTI原油先物市場は、4日の休場で、5日は反落の83.16ドルで始まり、3日続落、9日は81.41ドルまで下落、一週を通じて80ドル台はじめの水準で推移、10日、82.10ドルで終わった。
また、中東産ドバイ原油/東京市場(8月渡し)も、前週(6月27日~7月3日)82.90~86.60ドルの範囲で推移したが、当週は、7月4日86.80ドル、5日86.90ドル、8日86.30ドル、9日86.00ドル、10日84.30ドルと推移した。
石油に関する情報を様々な形で提供している「一般財団法人日本エネルギー研究所石油情報センター」による、最新石油市場動向に関するプレスリリースを引用しています。
軽油 全国平均小売価格推移
月別 軽油価格トレンド
調査期間:2022年5月-2024年6月
※データ発表まで1ヶ月のタイムラグが発生するため、掲載月の前月のデータが最新となります。
年別 軽油価格トレンド
※当グラフは、一般財団法人日本エネルギー経済研究所 石油情報センター発表の一般小売価格調査「給油所ガソリン・軽油・灯油」をもとに船井総研ロジ株式会社にて作成。
※2016年4月全国平均小売価格を100%とする。
※消費税抜価格
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