ワークサンプリング

稼働分析手法の中の一つで、倉庫内作業などにおいて1つの工程に対してどれくらいの時間、工数が掛かっているかを複数回にわたって瞬間的に観測し、対象の工程の稼働状況を統計的に把握する手法のことを指し、「瞬間観測法」とも呼ばれる。
物流におけるワークサンプリングの活用は、生産性向上を目的として使われることが多く、他には荷主が行うコンペなどの際に、現場の調査時に見積り単価の算出根拠となる生産性を把握するために使用するケースも多い。
進め方は、観測対象の作業工程やラインに対して、まず1工程ごとにランダムに決めた時間に状況や数値を記録し集計し、その集計した結果を基にして、生産性の悪い原因や要因を導き出し、課題を設定し改善を行う方法である。

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