物流用語辞典 2017.07.01
エアサスペンション車
従来の金属バネの代わりにエアスプリング(空気バネ)を用いたサスペンションのこと。
空気の弾性を利用するため、細かい振動を良く吸収して乗り心地が良く、空気圧のコントロールで車高を一定に保つことができる。
トラックの緩衝装置にエアスプリングを採用した車両のこと。
エアサスペンション車は、従来のリーフスプリング車に比較して、車両重量が増加することや車両価格が高いなどのデメリットがあった。
しかし、技術開発によってこれらのデメリットも軽減し、徐々に普及している。
エアサスペンション車のメリットは、(1)荷台の振動を低減することができて荷崩れ・荷痛みを減少させる、(2)車高調整システムを装備しているために、プラットホームの段差を少なくし、荷役効率性を増すことができる、(3)乗り心地の向上によりドライバーの疲労軽減につながる、等である。