AEO(英:Authorized Economic Operator)

AEOとは貨物のセキュリティ管理と法令遵守(コンプライアンス)の体制が整備された事業者に
対し、税関が承認・認定し、税関手続の緩和・簡素化策を提供する制度
である。

現在、世界70以上の国・地域において導入されており、我が国も2006年3月に輸出者を対象に
AEO制度を導入した。民間企業と税関の信頼関係(パートナーシップ)に基づくプログラムであり、
参加には事業者による申請が必要となる。
日本においては、2007年度関税法改正にあたり、従来の特定輸出申告制度等を改善する目的で、
日本版AEOともいえる優良事業者に対する税関手続きの優遇措置および措置を受けるための
資格制度が制定された。

資格取得の要件

・通関業務に関するコンプライアンスの状況
・物流・通関手続きに関する適切な内部管理体制が整備されていること
・健全な財務状況
・適切なセキュリティ管理体制が整備されていること
などが挙げられる

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