未来への変革はツール導入から

Pen Iconこの記事の執筆者

橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

カリスマ経営コンサルタントの神田昌典氏は、著書『インパクトカンパニー』の中で、「未来への変革は、ツール導入から始めるのが、最も早い」と述べています。

正論では、変革の順序は、戦略→戦術→戦闘となりますが、「日常的に使っているツールを変えれば、強制的に頭がバージョンアップされる」と言うのです。

今なら、もちろんデジタルツールの導入です。

神田先生曰く、「とにかくデジタルツールを使うことで、自分たちの会社が、いかに世界から遅れているかに向かい合うからこそ、事業戦略そして企業文化を見直すことになる」。

明治維新や戦後の復興期に想いを馳せれば、イメージが付きます。

私が、弊社の会員物流企業に、「会社として、まずは導入した方がよい」とお薦めしているデジタルツールは、次の5つです。

①ビジネスSNS・チャットツール
テーマや部署ごとのチャット形式のやりとりのため、簡潔で、履歴も追いやすい。タスク機能が便利。
社内のやりとりは、メールをやめて、すべてチャットにしましょう。
例)ChatworkTalknoteTelegram

②共有カレンダー

関係者のスケジュール(用件、居場所等の予定)を尋ねることなく把握できる。イベント招待も可能。
紙の手帳は捨てて、予定はすべてカレンダーツールに入れましょう。
例)Googleカレンダー

③オンラインストレージ

各人の記憶媒体ではなく、共有のストレージにファイルを保存し、ナレッジマネジメントを推進。
例)BOXDropbox

④オンラインミーティング(テレビ会議)

移動の無駄を省き、むしろミーティングの時間よりも頻度を上げることにより、高速PDCAを実現。
例)ZoomGoogleハングアウト

⑤共同編集表計算・文書作成ツール

別々の端末から、資料を共同作成したり、数値データの現状を視たりできる。改訂履歴も残る。
例)GoogleスプレッドシートBOXノートGoogleドキュメント

上記に例で挙げたツールには、ほとんど無料版があります。

今すぐ、変革の第一歩を踏み出してください。

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橋本 直行

船井総研ロジ株式会社 代表取締役社長

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