事故0の会社作り~過去の事故こそが改善の源泉~

Pen Iconこの記事の執筆者

齊藤 史織

船井総研ロジ株式会社 物流ビジネスコンサルティング部
グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント

入社以来運輸・物流業を専門に、100社以上の会社にコンサルティング・アドバイスを行っている。業績アップをテーマに、マーケティング戦略の立案や販促・営業強化支援、ドライバー採用・育成・定着、中期経営計画の策定といった内容でコンサルティングを実施。最近では、2024年問題を背景に、物流会社・運送会社の生産性向上の必要性が高まり、デジタル化・DXなどによる効率化支援の実績を重ねている。​​​​

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ドライバー不足を背景に、未経験者採用をする際に課題となる「安全」。
安全に向けてどのような取り組みをすればいいか、本日は、都内にある運送会社様の取り組み事例をご紹介します。

同社では、精密機械や実験機材などの重量があり、取り扱いに細心の注意が必要な商品を専門としています。
輸送だけでなく、現地への設置も一手に受けているので、商品価値が高いだけに安全対策も高いレベルで取り組まれています。

安全意識の啓発活動もその一つで、毎朝行う朝礼から工夫されています。
具体的にいうと、自社で過去に起きた事故をA4一枚のシートにまとめ、その事故の原因・対策を朝礼時に話すというものです。
時間にして5分くらいですが、過去から学び、気を引き締めて仕事に取り組めるのだそうです。

私は、そのポイントは毎朝やることにあると考えています。
1カ月は平日だけでもおよそ20日ありますが、事故が20例ないとできないというわけではありません。
過去の事故をローテーションで共有し、被るのを承知の上で伝えています。
それにより、いかに昔の事故でも風化せず、たえず教訓を得て、意識を高めることができるようです。
ぜひ参考にしてみてください。

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グループマネージャー エグゼクティブコンサルタント

入社以来運輸・物流業を専門に、100社以上の会社にコンサルティング・アドバイスを行っている。業績アップをテーマに、マーケティング戦略の立案や販促・営業強化支援、ドライバー採用・育成・定着、中期経営計画の策定といった内容でコンサルティングを実施。最近では、2024年問題を背景に、物流会社・運送会社の生産性向上の必要性が高まり、デジタル化・DXなどによる効率化支援の実績を重ねている。​​​​

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