物流基礎 最新更新日:2022.06.30

マテハン機器で業務効率化!概要から使用シーン・主な種類まで解説

マテハン機器とは、商品やなどを移動させる際に使用する機械や設備のことです。この記事では、マテハン機器の概要や主な使用シーン、さらには具体的な機器の種類について解説します。業務で発生する積み込みや運搬、仕分け、格納といった作業は、マテハン機器を導入することで効率化することができます。業務効率を高めたい、人手不足を解消したいといった課題を抱えている企業の担当者はぜひ参考にしてください。

マテハン機器とは?

-効率化への活用・主な種類を解説-

マテハン機器とは

マテハン機器とは、商品や原材料などを移動させる際に使用する機械や設備のことです。昨今では、ITやロボットなどが発展したことで、物流現場においてもさまざまなマテハン機器が導入されています。マテハン機器は業務効率化にもつながるものであるため、人手不足に悩む企業にとっては、大きな助けとなるでしょう。

マテハン機器が使われるシーン

マテハン機器が使われるシーン物流現場において、マテハン機器が使用されるシーンはさまざまです。主なシーンとしては以下のようなものが挙げられます。

積み込み・荷物をトラックに積み込む作業のこと
・マテハン機器の例としてはフォークリフトが挙げられる
運搬・倉庫内で荷物を運搬すること
・マテハン機器の例としては台車や無人搬送車などが挙げられる
仕分け・商品の種類に応じて仕分けをすること
・マテハン機器の例としてはコンベアやソーターなどが挙げられる
格納・商品を収納すること
・マテハン機器の例としてはラックや棚のほか自動倉庫などが挙げられる

積み込みに使用される主なマテハン機器

ここでは、マテハン機器が使われるシーンの中でも、積み込みで使用される機器を紹介します。

フォークリフト

フォークリフトは、車体にフォークのようなツメが付いている荷役運搬車輌のことです。物流業界では、あらゆる場面で使用されるなど、マテハン機器の代表的な存在です。フォークリフトを使用することで、重い荷物でも簡単に持ち上げることができるため、荷物の積み込みもスムーズになります。
ただし、使用にあたっては免許が必要です。近年では、免許不要で使用できる無人フォークリフトなども登場しています。

パレタイザ/デパレタイザ

パレタイザは、パレットと呼ばれる荷物を置く台の上に荷物を自動で積載してくれる装置のことです。細々とした荷物であっても、1つのパレットに載せることで、フォークリフトで簡単に運搬できます。しかし、荷物によっては重量のあるものもあるため、人力による作業は困難です。そのようなときに、パレタイザを使用することで、簡単にパレットに荷物を載せられます。ちなみに、荷物の積み下ろしを行うマテハン機器のことをデパレタイザといいます。

運搬に使用される主なマテハン機器

ここでは、運搬に使用されるマテハン機器を紹介します。重い荷物もマテハン機器を使用することで簡単に運搬可能です。

無人搬送車(AGV)

無人搬送車とは、床に貼られた磁気テープに沿って無人走行を行う搬送用の台車のことです。無人搬送車は英語だと「Automatic Guided Vehicle」といい頭文字をとってAGVと呼ばれることもあります。近年では、AI機能を備えた無人搬送車も登場しており、磁気テープなしでも作業できるものもあります。

天井走行車

天井走行車は、その名の通り天井を走る台車のことです。天井にレールを敷くことで、台車がレールを走行する仕組みです。天井走行車も無人搬送車同様自立運転ができます。天井装甲車は、荷物の運搬だけでなく、ピッキング棚への商品の自動補充や出荷方面別の仕分けなどにも使用されています。

仕分けに使用される主なマテハン機器

ここでは、仕分けに使われる主なマテハン機器を紹介します。マテハン機器を利用することで、仕分け作業をスムーズに行うことができます。

コンベア

コンベアは、上に乗せた商品を一定のスピードで運搬するマテハン機器です。物流業界をはじめとして製造現場などでも使用されるなど、多くの業界、企業に馴染みのあるマテハン機器だといえます。仕分け作業においては、コンベアから流れてくる商品を行き先別に仕分けするなどの使い方をします。また、自動仕分け機と合わせて使用することで、無人作業とすることも可能です。

ソーター

ソーターとは、商品を品種や発送方面などに応じて仕分けてくれるマテハン機器のことです。カメラやセンサーが商品のバーコードを読み取り、情報に基づいて自動仕分けを行います。主に大型の物流倉庫などで使用されています。

格納に使用される主なマテハン機器

続いては商品の格納に使用されるマテハン機器を紹介します。

自動倉庫

自動倉庫とは、ピッキング作業などを自動で行ってくれる倉庫のことです。商品情報や商品の保管場所を管理しており、入庫から出庫まで全ての作業が機械によって行われます。人手が不要となるため、人が通るための通路を用意する必要がなく、その分保管スペースを広くすることができます。

移動ラック

移動ラックとは、床に設置されているレールに沿って移動するラックのことです。物流倉庫では、一般的に人が通るための通路が必要となるため、ラックとラックの間にはスペースが生まれます。しかし、移動ラックがあれば、ラック自体が動くため、ラック間に通路を設ける必要がなくなります。それによってラック同士を密着させた状態での保管ができ、スペースをより効率よく使用することが可能です。

マテハン機器のメリット・デメリット

マテハン機器を導入することで、企業はさまざまなメリットを享受できますが、その一方でデメリットも少なからず存在します。ここではマテハン機器導入によるメリットとデメリットを解説します。

メリット

マテハン機器を導入することで、一部作業を自動化することができるため、業務効率化につなげることができます。また、作業に必要な人員も減らせるため、コストカットも実現可能です。特に物流業界では人手不足が大きな課題となっているため、マテハン機器の導入は、企業にとって大きな助けとなります。

デメリット

マテハン機器を導入する場合、機器トラブルに注意しなければなりません。例えば、自動倉庫にトラブルが発生し、稼働が止まってしまうと、業務全体に大きな影響が出てしまいます。そのため、導入に当たっては、トラブルが発生した時の対処法まで考えておく必要があるでしょう。また、機器によっては導入コストが高いものもあるため、企業によってはそもそも導入できない可能性もあります。

まとめ

今回は、マテハン機器の概要や主な使用シーン、具体的な機器の種類などについて解説しました。マテハン機器は、商品や原材料などを移動させる際に使用する機械や設備のことです。一部の作業を自動化することもできるため、業務効率化やコスト削減につなげることも可能です。マテハン機器と一言でいってもその種類はさまざまであるため、自社の業務を踏まえて適切な機器を選ぶようにしましょう

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Pen Iconこの記事の執筆者

Logiiiii編集部

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